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【コラム】パニック(自閉症スペクトラム)

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【コラム】パニック(自閉症スペクトラム)

【コラム】パニック(自閉症スペクトラム)

2026/04/10

「パニック(自閉症スペクトラム)」

 

◯パニックとは?

 

パニックとは、なんらかの理由により感情や行動などの調整が難しくなり混乱した状態を言います。

不安や怒りなどなんらかの情動が抑えられなくなり、癇癪(かんしゃく)や泣き出す、自傷行為、破壊行動などが生じることがあります。

一方で、好きな対象などに興奮をしすぎることで、行動の抑制ができなくなることや、表面的な行動には現れないものの、思考や感情が停止してフリーズしてしまうというような、一見パニックが起こっていると気付きづらいケースもあります。

 

⭐︎パニック時に見られる行動例
● 大声で叫ぶ・泣き出す・同じ言葉を繰り返す
● 暴言を吐く
● 暴れ出す、突発的に走り出す・飛び出す
● 自分の頭を叩く、腕を噛む
● フリーズしてしまう(身体が動かなくなる、言葉を発さなくなる)

 

◯パニックへの対応の基本

 

①安全確保

まずは周囲にいるお子さまや他の人の安全を確保し、危ない物を遠ざけることが大切です。
周囲に人がいる場合には、その人たちを安全な場所に誘導させましょう。また、刺激となっているものや危険な物を周囲から減らすこともマストです。

投げられる・倒せるもの、鋭利なものや、ぶつかると危ないものなど、危険なものがある場合は、本人から遠ざけるようにしましょう。
自傷行為がある場合には、怪我につながらないようにしましょう(例:タオルやクッション、衣類等でガードするなど)

 

②パニックが治まるまで待つ

パニックは多くの場合、数分~数十分で治まります。
周囲が混乱することや慌てることで、余計な刺激となり、パニックを増長させることがあります。本人が落ち着くまでは刺激せずに待つことが大切です。

 

③落ち着いたら、話を聞く

本人が落ち着いてから、落ち着くことができたことを褒め、ねぎらった上で、話を聞きます。パニックの原因がわからない場合には、何が原因となったのかを確認してみます。落ち着いたようにみえていても、興奮していることもあるので、焦らずに完全に本人が落ち着くまでは待ちましょう。

【パニックは無理に止めない】
パニックに陥っているときは、お子さま自身が感情や行動をコントロールすることは難しく、

それを抑制するのはかえって悪化させることに繋がりかねません。
周囲がさらに刺激をしないように、落ち着くまで焦らず待つことが大切です。下記のNG行動にあるような対応はパニックの際におこなうと、

状態を悪化させる可能性があるため、留意する必要があります。

 

【避けるべきNG行動】
● 大声で周囲が叱責すること
● 腕や体を押さえつける、抱きしめるなど、強制的に動作を止めること
● 無理やりなだめようとすること
● パニックの原因を繰り返し聞くこと

 

 

◯パニックを防ぐために
パニックには引き金となりうる要因があるはずなので、まずはそれを理解し、配慮をすることで予防をすることが可能です。

「起きてからの対応」だけではなく、「起きないような対応」を心がけておくことが、とても重要です。
その為に、日常の様子観察などがとても重要となります。

しかし、パニックの原因を探ることはとても難しいものです。

お子さまとの接し方について、日々不安を感じ、悩みを抱える保護者の方も少なくないと思います。
そんなときに利用ができるサービスが、「児童発達支援(未就学児対象)」と「放課後等デイサービス(就学児対象)」です。

いずれもお子さまへの療育の提供や、保護者の方のサポートをおこなう児童福祉法に基づくサービスです。

 

 

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