【コラム】SST 「トーキングゲーム」とは?
2025/11/29
子どもの頃、話したいことがあっても誰かに遮られたり、急かされたりした思い出はないでしょうか。
大人になればますます自分のことを好きなだけ、思う存分話すような機会は珍しくなりますよね。
「トーキングゲーム」とは、カードを引いて、そこに書かれた質問に答えるだけの勝ち負けのないゲームです。
「トーキングゲーム」と「SST(ソ-シャルスキルトレーニング)」は、どちらもコミュニケーション能力を高めるための手法ですが、トーキングゲームは特定のゲーム形式(相手の話を黙って聞く)で、SSTは対人関係のスキルを幅広く学ぶ為のトレーニングプログラムです。SSTの一環としてトーキングゲームが取り入れられることがあります。
ゲームのルール
• 順番にカードを1枚引き、そこに書かれた質問に答えます。
• カードの質問への回答は自由で、難しければ「パスカード」を使ってパスすることも可能です。
• 質問に答えている間は、他の人は黙って聞き、せかしたり、笑ったり、質問したりしません。
• 話が終わったら次の人が質問カードを引いて同じように進めます。
カードに書かれている質問は本当に様々です。
例えば……
「ドラえもんの道具でほしいと思うものは?」
「一日だけ魔法使いになれたら何をする?」
「タイムマシンがあったらどの時代に行きたい?」
などの考えるだけでワクワクするものから
「『こんな一日があったらいいのになぁ』と思う理想の一日について話してください」
「子どもの頃と現在で考え方が変わった部分は何かありますか?」
「働くうえで大切なことは何だと思いますか?」
などちょっと悩んでしまうような質問まで。
答えたくない質問はもちろんパスしても大丈夫です!
ゲームの目的と効果
• 傾聴(聞く力)の育成: 相手の話を最後まで聞くことを学びます。
• 自己開示(話す力)の促進: 自分の考えや気持ちを言葉で表現する練習になります。
• 共感性の育成: 他者の話を聞くことで、多様な考え方や経験を共有し、共感する力が育ちます。
特徴
• 勝ち負けがない: プレッシャーなく、お互いを尊重する雰囲気で楽しめます。
• 質問が多様: 簡単な質問から、少し考える質問、創造的な質問まで様々です。
• 「傾聴と自己開示」をベースとしたカウンセリングの手法をゲームにしたものです。
「自分のことを話すのが苦手」という方はたくさんいらっしゃいますし、
逆に「話すのは好きだけど、相手がどう思っているのかわからなくて不安」という人もいらっしゃいます。
カードは市販でも売っていますが、厚紙などに色々な質問を書き込んで手作りも出来るので
是非「トーキングゲーム」をしてみてください!
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