一般社団法人煌珠会

【コラム】視空間指標とは?👀

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【コラム】視空間指標とは?👀

【コラム】視空間指標とは?👀

2025/12/22

視空間指標とは?

 

見た情報を「形」「向き」「位置」などのイメージとして理解する力の事です。

具体的には、図形の特徴をつかんだり、物の位置関係を把握したり、

頭の中で形を動かして考える力、などが当てはまります。

 

●こんな困りごとありませんか?

 

 〇地図が読めない【図形・表・グラフ・地図でつまずく】

立体や角度などの図形は、頭の中で形を回す、重ねるイメージ操作が必要です。

また、グラフや地図は、情報の位置関係を整理しながら読む力が求められます。

これらの処理に負荷がかかることで、理解に時間がかかったり、混乱しやすくなります。

 

 〇片付けや整理整頓がうまくいかない【片付け・整理整頓・前後左右の判断が苦手】

頭の中で「どこに置くと使いやすいか」「これは左右どちらか」

といった位置関係のイメージ整理が難しい為、判断に時間がかかります。

その結果、

 

・散らかりやすい

・服の向きで迷う

・靴の左右を間違えやすい

 

などが起こります。

 

 〇歩いていると周りの物にぶつかりやすい、つまずきやすい【距離感がつかみにくい】

机や壁、友達との距離を「感覚でパッとつかむ」ことが苦手な為、ぶつかりやすくなります。

視覚情報から「自分の体がどこにあって、物がどこにあるのか」を瞬時に判断する処理が難しく、

距離・位置・方向の把握がズレやすいのが背景にあります。

 

 〇絵を描くのが苦手

【形を写す・動きをまねるのが難しい】

形や動きを再現するには、

「見たものを記憶」⇒「必要な部分を抽出」⇒「自分で再現」

という連続した視空間処理が必要です。ここに負担がかかると、

 

・図形や絵がゆがむ

・跳び箱の踏切位置が合わない

・なわとび、ダンスでぎこちない

 

といった動作のぎこちなさに繋がります。

 

【書いたものがずれやすい】

文字や数字を「枠の中心に置く」「同じ大きさで書く」には、空間の中での位置の

見当付けが必要です。この処理が難しい為、

 

・マスからはみ出る

・大きさが安定しない

・行がガタガタになる

 

といった書字のズレに繋がります。

 

 

●現在、WISC-IV(4)の「知覚推理指標」をWISC-V(5)では、「視空間指標」

「流動性推理指標」の2つに分けています。

これまで「目で見た情報を把握し推理する力」として捉えていたものを、

「目で見たものを理解する力」と「与えられた情報を把握し適切な答えを推理する力」

の2つに分けて解釈するようになり、詳しく調べることが出来るようになっています。

 

WISCとは、知的能力や認知特性を多角的に評価する心理検査です。

 

 

●まとめ

 視空間指標が低いお子さんは、図形・地図・グラフの理解、運動、人との距離感、

 片付けや手元の作業など、学校生活や日常のさまざまな場面でつまずきを感じやすい傾向があります。

でも、その背景には「見えた情報をどう整理するか」「どう理解するか」の特徴がある

だけで、決して『できない子』という意味ではありません。

 

大切なのは、

その子の「見え方」「理解の仕方」に合った環境やサポートを用意することです。

 

 

 

発達の事やお友達との関わり方、学校での集団生活の中で気になる事がございましたら、

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