一般社団法人煌珠会

【コラム】前庭覚・固有覚を育むと💛

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【コラム】前庭覚・固有覚を育むと💛

【コラム】前庭覚・固有覚を育むと💛

2025/05/28

身体には5つの感覚(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)以外にも重要な感覚があるのです。

それは、「前庭覚」「固有覚」です。

聞き馴染みがないかもしれませんが、子どもの発達には重要な感覚になります。
そして、発達障害の子どもは、この2つの感覚が未発達なことが多いのです。

前庭覚・固有覚が未発達だと、自分に自信が持てなかったり、友達とトラブルを起こしてしまう要因にもなってしまいます。

前庭覚は、身体のバランスや体感スピードを司る感覚になります。

耳の内耳にある半円管という検出器官によって、身体の傾きや体感スピードを脳に伝えているのです。

子どもたちは前庭覚が常時機能しているので、身体のバランスをとったり、身体の向きを変えて遊んだりすることができるのです。

例えば、前転をするときにも、前庭覚は活躍しています。

前転をする場合は、以下のような手順が必要です。

➀両足を揃えてしゃがみ、両手を前に出す。
➁両手をマットにつけ、後頭部から転がるようにして体を投げ出す。

➀は、無意識に前庭覚が働き、しゃがむ際にバランスをとったり、身体や両手の向き、角度の調整をしたりしています。

➁になると、前庭覚は身体の傾きや動きを感じながら体を回転させます。回転中も自然にバランスをとり、前方に転がるように調整するのです。
この際、前庭覚は目の動きと密接に関係しているので、目をあけておくことが大切です。
 

前庭覚が、「身体のバランスやスピード感」を司るものであるなら、固有覚は「筋肉や腱、関節」などを調整する感覚です。

具体的には、

〇関節や筋肉の動きの認知
〇関節の角度や筋肉の収縮の調整
〇力加減の調整
〇外圧の認知

子どもたちは、固有覚を使って、自分の手足の動きを感じ取り、筋肉の力加減を調整するのです。

固有覚が上手く使えないと、筋肉の適切な調整ができないため、物の扱いが乱暴になったり、小声で話すことが苦手になったりすることがあります
また、ボール遊びや積み木のような、力の調整が必要な遊びも難しさがあります。
そういった子ども達には、感覚の視点での支援が必要なのです。

前庭覚と固有覚を育むことで、子どもたちは、身体のバランス感覚や力加減をコントロールする力を向上させる事ができます。

これによって、子どもたちは、自信をもって遊びや運動に参加し、社会性やコミュニケーションの方法を学んでいくのです。

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